やれるとこまで。

だっていろいろ忘れそうだからさ

濱田崇裕は男前。知ってたけど。

どうしたことだろう。
自分で走った訳でも現地で応援してたわけでもないのに、疲れてる気がするしいろいろなことが消化できない。


2015年10月25日   大阪マラソン


淳太くん、神山くんと濱田さんの3人が大阪マラソンに参加するとの記事を読んだとき、正直な感想としては……
「え?!これ?」だった。
少し前のなにわぶ誌などで匂わせていた「過酷なトレーニング」とかから勝手になんだか凄いお仕事なのかなとドキドキしていたのだが、蓋を開けてみればマラソン。
いや、もちろん、マラソンをバカにしているわけではない。
自分のなかでマラソンをする濱田さんというものを全く想像したことがなかったのだ。
まさに、ジャニーズWESTのお家芸(?)

そうきたか!!

……もう、みんなで身体を仰け反らせるWESTをすぐさま思い浮かべることが出来た。

で、応援…どうしようかな、と。
たいした土地勘もない大阪のマラソンコースを効率よく回って応援できるかとか、そのためだけに大阪までとか、そもそも濱田さんを見つけることができるのかとか。
いろいろ考えた末、応援には行かなかった。
今はこの判断を猛烈に反省している。
行けばよかった。
濱田さんや、淳太くん、神山くんの走る姿や表情を一瞬でも見ておきたかった。
このことはたぶん一生悔やむんだろう。

ただ、この日のTwitterも凄かった。
ほんとに便利な世の中になったものだ。
マラソンが始まると同時くらいに実況班なるハッシュタグができて、結局濱田さんがゴールするまでの約7時間、スマホから離れることが出来なかった。

なにしろ膨大な情報があらゆる所に居るあらゆる人から、時には中継の映像付きでどんどん入ってくるのだ。

このことについて語りだすとまた7時間かかりそうなので割愛するが、もう、Twitterを見ながら泣けてきたのは初めてだった。
実際にその場に居ないのにだんだん走れなくなる濱田さんや、足を引きずりながら笑顔で手を振る濱田さん、一般の応援の方々に自己紹介する濱田さん、倒れた人に手を差しのべる濱田さん、バナナを食べる濱田さん、全て頭の中に思い浮かべることが出来た。
途中濱田さんが歩いている映像を見たときは、大勢のランナーに囲まれているのに明らかに身体が不自然に揺れていて辛そうで、ここからはもう唇を噛み締めながらTwitter上の実況を眺めていた。胸が張り裂けそうだった。

ゴールの瞬間は3人とも映像で見られたのだか、少しも嬉しそうではない淳太くんは目標タイムを切れなくて自分を責めそうだなと泣けてきて、笑顔でゴールする神山くんには怪我してたのによく頑張ったねえと泣けてきて。
そして、濱田さん。
ゴールした瞬間、大きく息を吸ってスタッフさんとハイタッチして、髪をかきあげて、両脇をスタッフさんに抱えられて。
でもとても満足げな顔で。

なんて格好いいんだろうと。
ああ、やっぱりわたしはこの人が大好きなんだわと、泣けた。ひどく泣けた。

ここからは見ていないので全く想像なのだか、この後メンバーと合流しても濱田さんは泣かない気がするのだ。
メンバーは、のんちゃんとか照史とかは泣きそうだけど、濱田さん自身は笑顔で歩み寄る気がする。少し照れたように。

ゴール後は安心して気が抜けていまだになんだかぼーっとしている。
その場に居なかったのに、だ。

あれからちゃんと身体のケアはしたんだろうかとか、後遺症みたいなのは残らないだろうかとか、これで今までのようなアクロバットができなくなったら育ジャニぜってー許さねーとか。
でも、途中で棄権するとかの選択肢はなかったんだろうな、濱田さんは。
それは、きっと濱田担のみなさんならわかってくださるんじゃないかと思う。
濱田さんはやめることを良しとしない。
わたしたちファンのことを考えてくれる濱田さんは完走すると言ったら何があっても完走するのだ。


ぼーっとしながらも確実な思いはある。
外見だけではなく心まで男前な濱田さん。
この人を、濱田さんを好きになってよかった。
ジャニーズWESTを好きになってよかった。
たぶん、ずーっとずーっと好きだ。
もう抜けられない。
知ってたけど。