やれるとこまで。

だっていろいろ忘れそうだからさ

田口くんを失いたくない

トピック「KAT-TUN」について


娘たちから頻繁にlineが来る。
ご飯は食べてるか。
ちゃんと寝てるか。


大丈夫。
あの時からほとんど食べてないし2〜3時間しか寝てないけど案外平気。


寝たらそれだけ田口くんとのXデーに近づくようでとても寝てられないし、食べなくても蓄積されたものがあるから何ともない。
例えばハンストをしたら田口くんにその気持ちが届いて前言撤回してくれるっていうんならいくらでもするけど、こんな愛知県の片田舎でしたところで三面記事にも載らないでしわだらけのまま干からびるだけだしね。


あれから。
田口くんは律儀にジャニーズwebの更新をしてくれたり、亀梨さんは(あれは絶対に確信犯だと思うのだけれど)ファミクラに現れて発言してくれたり。
上田くんの舞台も無事千秋楽を迎え、中丸くんは海外ロケ?
それぞれにそれぞれの仕事をこなしてるというのに、わたしはまだ止まっている。


物事を深く考えたり「たられば」で推測するのも苦手だし意味がないと思うので、田口くんが辞めたい理由というのは考えないことにしてる。


ただ、辞めてほしくない。
どうしてもそれしか考えられない。
これからもいつまでも田口くんを見ていたい。



娘が以前大好きだった関西のJr.は、2011年の春、突然消えてしまった。
全国ツアー(結局は西日本ツアーだったのだが)決定の知らせをイヤモニで聞いたとたん号泣していた彼が、そのツアー途中でいなくなってしまった。
いろいろな憶測や噂が乱れ飛ぶ中、Yahoo!ニュースで彼の退所と退所理由を知ることになる。


あの時はほんっっっとに辛かった。
こんなに応援してるファンがいるのにその声は彼に届いていなかったのか、と。
実際その当時の関西Jr.の中では人気も高く三本の指に入ってたと思う。
なのにいなくなって「なぜ?」「どうして?」と泣き叫んでる間に彼は、本当に突然消えてしまったのだ。私たちに「何も出来なかった」という無力感を残して。


田口くんは。
もうすぐ…春になったら消えると宣言している。
春なんて、だんだん暖かくなってきて心も浮かれてきて、さぁ何か新しいことを始めよう!と気分が高揚してくるころではないか。
その春に、田口くんがいなくなる……


絶対 嫌だ。


こんなに好きなのに、こんなにいてほしいと思ってるのに、いなくなるなんて絶対に!嫌だ。冗談じゃない。
なにか出来ることはないか。
四年前の関西のJr.とは違う。
田口くんには辞めるまでに猶予がある。
なにか……なにかしたい。伝えたい。
田口くんが好きだと、田口くんが必要だと、思い止まってくれないかと伝えたい。


………ハガキを買ってきた。
とりあえず100枚。
辞めないでって書きまくってやる。
泣き暮らしているだけではきっと後悔する。
田口くんがそんなことで自分の意思を変えるような人でも、ましてやそんなことで撤回できるような退所理由でもないだろうことは承知の上だ。

ただ、わたしが後悔したくない。
田口くんがいなくなってから、もっとああしておけば、とか、こうしておけば、とか後悔したくない。



いつも自分がくじけそうになったり、途方にくれた時に呪文のように唱える言葉がある。
アメリカの神学者ニーバーの祈り、だ。

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。



今回の田口くんの事だけは冷静になれない。
いなくなるその日まで嫌だ嫌だと足掻いて駄々こねてやる。
わたし自身が後悔しないために。
田口くんを失わないために。