2016年3月31日
わたしはこの先今日という日を決して忘れないだろう。
なんなら、2015年11月24日も忘れない。
この日からカウントしながら迎えた今日、3月31日、田口くんが退所してしまう。
浮かれ気分で見ていたテレビで衝撃の告白を受けてからというもの「田口くんが辞めてしまう」という到底受け入れ難く信じられない心持ちのまま、わかっていたけどあの告白が撤回されることもなく去ってしまう。
不思議なことに今、発表当初より落ち着いている気がする。
実は、あの告白の映像から田口くんを見ていない。思いを共有したくてTwitterは覗くのでそこで画像をチラ見するくらいで、あの日からの少クラプレミアムもニッポンの出番もタメ旅もMステもワイドショーも見ていない。
CDはもちろん買い揃えてあるが開けてもいない。過去の曲も聞いていない。
とてもじゃないが無理だ。
田口くんを目にするだけで、声を聞くだけで堪えている涙腺と心が崩壊するんじゃないかと思う。
いや、マジで。
買い物に出ても「入口」や「出口」にいちいち反応し、オレンジ色をみてもキリンをみてもカワウソをみても思いだすし。
なるべく田口くんのことは考えないように他のことで気を紛らわすようにしているのに、朝目覚めると昨日までの苦労をよそに当たり前のように「田口くん元気かな」と思い出してしまってふりだしに戻るのだ。
それでもまだ始めのうちは、発表を聞いてしばらくはなんとかなるんじゃないかと思っていた。辞めないで、辞めるの止めてと声をあげ続ければ届くんじゃないかと思ってた。
でも、タイムリーに発売されたMyojoの田口くんの一万字。あれを読んだら何だか妙に納得してしまって憑き物が落ちたようだった。
田口くんはKAT-TUNを辞めたいんだ。
何が嫌とか何のせいでとかじゃなく、KAT-TUNから離れたいんだ。
わたしには何故かそう思えてしまって、泣けた。
テレビで告白された以上に泣けた。
その当時、結婚を事務所が許さなかったんじゃないかとか相手が妊娠したんじゃないかとかいろいろ憶測が飛び交ったけれど、わたしにはどれも検討外れな考えとしか思えなかった。
すでに結成当時から二人抜けているグループにとって、さらにメンバーが抜けてしまうことはメンバーの結婚よりもリスクの大きいことだと思えるのだ。
メンバーが先輩方を差し置いて結婚・相手の妊娠とくればスキャンダラスなイメージもつくだろうが(今さらな感じもするが…)、それでファンが離れることよりメンバーが減る方が世間的にもファンの心情的にもダメージが大きく事務所としても避けたいことだとではないかと。
それでもなお、辞めてしまうというのは本人の確固たる意思ではないのか。
田口くんは、辞めたいんだ。
そう思えてしまった。
辛い。
とても辛い。
突き放されたようでとても辛い。
田口くんの舞台をもっともっと観たかった。
田口くんがドーム中を走り回り、ニコニコしながら大きく手を広げて会場内を見渡しているのを見るのが好きだった。
他のメンバーが流して踊ったりファンサしているような時でも正しい振り付けで踊っているとこも好きだった。
笑うと目が無くなるほど可愛いのに、ダンスはキレッキレで、スタイル抜群な上に長い手足を存分にいかしていて格好いいとしか形容の仕様がないとこも好きだった。
そうだよね……
田口くんはいつも笑顔だった。
思い出す田口くんはいつも笑顔だ。
きっと今日も「あ〜いいお天気だな〜。桜がきれいだな〜」なんて笑ってるんだろう。
笑っていてほしい。
1999年、ほんとに事務所入ってすぐから見続けてきたから田口くんのファン歴17、8年め?!
ずーっと田口くんが居たから明日からが想像つかないけど。
今まで本当にありがとう。
いろいろあった、では済まされないくらいいろいろあったけど、田口くんを応援することが出来て本当に本当に幸せだった。楽しかった。
KAT-TUNを離れてしまうけど、
これからの田口くんを見続けることはできないのかも知れないけど、
どうか元気で。
笑顔に満ちた毎日を送れますように。
もう今となっては願うことはそれだけだ。
元気で笑っていて。
いろんな人々の説得や涙を振りきってまで大きな決断をした田口くん。
幸せにならなきゃ許さない。
さようなら 田口淳之介くん
また会える日が来ることを願って